ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」は5月6日、弁護士と付き合ったことがある女性を対象とした調査結果を発表した。調査は今年3月に実施し、弁護士と付き合った経験のある20〜45歳の女性76人から回答を得た。
彼氏・元彼の弁護士と出会った場所を聞くと、最も多かったのが「友人・知人の紹介」(24.6%)で、2位は同率で「合コン・飲み会」「職場・バイト先」(16.9%)、3位は「学校」(13%)となった。
有効なアプローチは「マメな連絡」「いつも笑顔」
以降、「マッチングアプリ・婚活サイト」(6.5%)、「婚活パーティー・街コン」「法律相談の場」(同3.9%)と続く。分類すると、職場や学校な弁護士と出会いやすい状況だったケースが計61.4%で、社会人サークルや居酒屋など偶然な出会いは計7.8%となった。
元々「弁護士と付き合い」と思っていた人は10.4%。積極的なアプローチはどちらからだったかを聞くと、「相手」が計77.9%にのぼった。女性から積極的にアプローチをして交際に至ったケースは14.3%と少数派だった。
弁護士男性からどのようなアプローチがあったかを聞くと、最も多かったのが「会いたいなどの意思表示」(70%)だった。以降、「マメな連絡」(68.3%)、「いつも笑顔」(30%)、「こちらの行動時間を考えた連絡頻度」(28.3%)、「体調などへの気遣い」(26.7%)と続く。相手男性からの気遣いもアプローチと感じる人が多いようだ。
一方、自分からアプローチをした女性に有効だったと思うものは「マメな連絡」(54.5%)、「いつも笑顔」(45.5%)、「体調や忙しさを気遣う」(36.4%)といったものが多かった。ほかには「相手の行動時間を考えた連絡頻度」「聞き手に回る」(同27.3%)といった声も寄せられた。
交際前に気をつけたこと「仕事を尊重、無理を言わない」「時間は相手に合わせる」
具体的には、以下の声が寄せられた。
「彼のうんちく話をよく聞いてあげて、知識を褒めました。『この人は自分の話をよく聞いてくれるし、話が通じる』と思ってもらえたように感じます」(39歳・愛知)
「ワンピースを着て小ぶりのバッグを持ち、上品で知的な雰囲気を目指しました。仕事の話はとにかく笑顔で聞きました(正直なところ、むずかしくて理解できなかったです)」(31歳・東京)
「相手がサーフィンをする人だったので、一緒にやるためにサーフィンを始めました。そのおかげで一緒に遊ぶ機会が増えて、付き合うことができました」(35歳・北海道)
また、付き合う前に気をつけたことは「仕事を尊重し、無理を言わない」(24.6%)、「時間や日程は相手に合わせる」(13.0%)、「仕事について口出ししない」「束縛しない」(同9.1%)など、相手の多忙さを考慮したという人が多かった。
「日中は彼の仕事が忙しいので、会う時間はいつも夜から深夜にしていた。隣で仕事されても文句は言わないようにした」(27歳・東京)
「知識がありよく話してくれる人でしたが、プライドが高かったので、意見が違っても言わないようにした」(30歳・茨城)
調査元は「慎ましい女性を演じ、弁護士男性が気分良く過ごせる雰囲気を作ることが、『この人と付き合いたい』と思わせることに繋がるのかもしれません」とコメントしている。”弁護士の彼女”としてふさわしい女性を聞くと、
「法律に興味があり、うんちくを飽きずに聞ける女性」(26歳・京都)
「仕事への理解があり、必要以上に干渉しない人」(29歳・東京)
「芯が通っている人・趣味を持っている人。束縛を好まない弁護士が多いので、一人でも時間を過ごせるような人が向いていると思う」(30歳・大阪)
といった声が寄せられている。また「聡明で対等に意見が言える人」(23歳・福島)、「教育レベルが高く、会話のキャッチボールができる人」(41歳・東京)という人も。ただ、弁護士の相手とは「別れた」が81.8%となっている。