普通の人が一番良いとわかってるけど、普通の人はつまらん!

普通の人が一番いい。
わかっているのに、なぜかつまらなく感じてしまう。
ときめかない!ハラハラドキドキしない!
メッセージが返ってきても、うわ!来ちゃった!どうしよう!ってならない!
普通の人。普通に良い人。
なのに、つまらない。
これってどうして?

どちらの人と付き合うべきか?

マッチングアプリをしている職場の先輩から、
「どっちの人と付き合ったらいいと思う?」という恋愛相談を受けた。
1人目の人は、とにかく普通の人。
女性慣れはしてなさそうで流行とかにもちょっと疎い感じ。
中肉中背で真面目な雰囲気だ。
2人目の人は、良い人だけど心配な人。
モテてきたんだろうなという感じで女性関係で心配なところがある。
でも、話していて楽しい人。返信はちょっと遅い。
この悩む気持ち、わたしは全力でわかるのだ!
先輩は間違いなく2人目に惹かれている。
しかし2人目と付き合うと不安になったりイライラしたりしそうで心配。
でも、1人目の人だったら、ドキドキハラハラせず、周りの人にもそれなりに応援してもらいながら、平穏に過ごせるのでは?と考え、悩んでしまうのだ。

なんでつまらないのか

なぜか、手に入らないものほどほしくなったり、価値があるように感じてしまうことはないだろうか?
買ってもらえなかったおもちゃ、叶わなかった夢。
自分のものにならなかったからこそ素敵に見える。
逆に、今やっている仕事、届いた想い。
手に入ってしまうと途端に輝きが弱まってしまう。
普通の人はまさに、「簡単に手に入ってしまうもの」。
だからときめかない。
だから、つまらないのだ。

普通の人にならないために

もちろん、これはわたしたちにも言えることだ。
簡単に手に入ってしまっては、「普通の人」止まり。
それではいけない。
では、どうするか。
一番手っ取り早い方法は、彼に時間をかけさせること。
日程調整でもお店選びでもなんでもいい。
とにかく時間をかけさせる。
人は投資した分、回収したくなるもの。
だから、時間をかけさせることで、「簡単に手に入るもの」ではなく、「特別なもの」になることができるのである。

最後に

普通の人が一番良いとわかっていても普通ではつまらない。
なかなか手が届かない、わたしのものにはならない。
そんな特別感が大切なのだ。
そして、それはわたしたち自身もそう。
誰かにとっての「特別な人」を目指しませんか?
(死にたい女/ライター)