彼氏がいないことは、それほど悲観することではありません。むしろ、毎日が充実しているかどうか、仕事でも趣味でも自分のアイデンティティが自覚できていることのほうが大切かもしれません。
そうはいっても、できれば彼氏と一緒に過ごしたいイベント事もありますし、一人で家にこもっているのも寂しいものです。そんな思いからマッチングアプリや友達の紹介などで、男性との出会いを求める人も多いのではないでしょうか？
出会いがあったとして、見た目も中身も特に問題なさそう、でも何かときめくものがあるような、ないような……そんな時に考えてみて下さい、デートしている彼は本当に彼氏として適任者でしょうか？
心のどこかで覚える違和感を無視したり、別の人と比較して「こっちの彼のほうがいいか」と、妥協してとりあえず付き合ってみたり。適当に付き合ってしまうと、面倒なことにもなりかねません。
今回は、恋人候補がいい人かどうか見極める方法をご紹介します。
目次
女性をエスコートできない男性はお断り
彼とデートしている間は、彼の言動をよくチェック。たとえば彼は手をつなぐよりも、一歩前を歩きたがりませんか？
女性は男性の後ろを歩くべき、なんてステレオタイプな考えはないでしょうが、なんでも自分が一番でなければ気が済まない人なのかもしれません。付き合う前から亭主関白な要素がみえるなら、まだ彼氏として認定するのは早い気がします。
エスカレーターに乗るときやお店に入るときも、さりげなく女性をエスコートできる男性なら問題なし。女性に譲ることもなく、ズカズカと自分が率先して前を歩く人は、あまりおすすめできません。
「俺のペースはこう。わかるよね？君のペースに合わせるつもりはないよ、ついてこれないようなら仕方がないから待っててあげるよ。ほんと遅いよね、いつもそうなの？」心の声が聞こえてきそうですが、こういったタイプの男性は、こういったわがままを口にしてしまうことが往々にしてあります。
「俺についてこい」タイプと思いきや、それとも違う危険なタイプ。あなたもこういった男性の言うなりになっていては、共依存のような関係になりかねません。もしも付き合いたいと思うのであれば、彼との口喧嘩は日常茶飯事でしょうし、下手をすると、一緒にいる間ずっと彼のわがままを聞き続けなければなりませんから、覚悟が必要でしょう。
恋愛経験が豊富すぎる男性にも要注意
デートの時にやたらと距離が近かったり軽いボディタッチがあったりするなら、彼はかなり恋愛経験を積んでいます。女性に対して慣れすぎているのもやや危険。
付き合う前からボーダーラインを越えてくる人も危険人物です。しぐさや振る舞いだけではなく「俺だったらかわいいと思うけど」「おまえはかわいいな」と、本来なら恥ずかしくて言えないことまで口にだせる人も、すぐに信頼するのはやめておいた方が賢明でしょう。
恋愛経験がまったくないのも、それはそれで育てあげるのが大変ですが、ベテランすぎても、浮気の心配がつきまといますし、いずれまた自分が苦労するような気もします。
彼に対する違和感は、決して間違いではありません。そのまま進めるかどうかは自分次第ですが、間違った方向に進めないように慎重になりましょう。
どんなときも誠実なら安心
彼が誠実かどうかは、すぐに分かります。何度かデートしているうちに、どんな場面でも彼の真面目さがみえるなら、ひとまず安心していいでしょう。
たとえば、デート代も生真面目に負担しようとしてくれたり、歩くときも不器用ながら道路側を歩いてくれたりと、一生懸命女性を守ろうとしているなら問題ありません。
きっと、付き合ってからも彼女一筋で動いてくれます。「かわいいね」と軽々しく口にする人よりも、行動や態度で示してくれる男性が一番信頼できます。
彼の言動をみて怪しいと思うなら、その直感が正解。「まぁいいや」と流さずに、彼が彼氏として適任かどうかをしっかり見極めてくださいね。
おわりに
彼とデートしている間は、アンテナを張り続け、言動を隅々までチェック。少しでも懸念材料がでてきたら、しばらくひとり会議。それでも付き合いたいと思えるのか、「どうしても無理なものは無理！」なのかは、自分にしか分からないこと。
恋人候補とはいえ、必ずしも運命の人とは限りません。彼女ファーストで付き合ってくれる、誠実で優しい男性をパートナーとして迎え入れましょう♡
（山口 恵理香/ライター）
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